医師国家試験に7538人合格=合格率89.2%−厚労省(時事通信)

 厚生労働省は29日、2月に実施した医師国家試験の合格者を発表した。8447人が受験し、合格者は7538人で、合格率は89.2%だった。
 合格者のうち、33.2%が女性。合格率は男性88.2%、女性91.3%。最高齢の合格者は63歳男性。
 大学別の合格率は、滋賀医科大が99.0%でトップ。新卒の受験者が全員合格しのは、同大と名古屋市立大の2校だった。 

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東武ワールドスクウェア ミニでものっぽ「スカイツリー」(毎日新聞)

 栃木県日光市の東武ワールドスクウェアで、25分の1の大きさのミニ「東京スカイツリー」の本体工事が本物に先駆けて終わり、1カ月後にお披露目される。

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 25分の1でも高さ約26メートル、8階建てビルに相当する。現在は、ツリー周辺に「街区」と呼ばれる地上施設のミニチュアなどの設置作業が行われている。

 近くには25分の1の東京タワーがあり、4月24日から新旧シンボルタワーの競演が楽しめる。入園料は中学生以上2500円、4歳以上1200円。完成記念の4月24日は無料。【内藤絵美】

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デジカメ“一芸”をアピール(産経新聞)

 コンパクトデジタルカメラが進化している。今や画素数やズーム倍率、自動補正などの基本性能は、同クラスの製品では横並び。こうした中、ユニークな機能でアピールする“一芸デジカメ”が続々と登場している。撮影に必要というほどでもない機能で楽しみを膨らませる“一芸デジカメ”は、果たしてどこまでヒットするか?(草下健夫)

 ◆上映会もこなす

 撮影後、カメラを白い壁などに向けて置き、ボタンを押すと正面の窓から写真や動画が映し出される。ニコン「クールピクスS1000pj」は、世界初のプロジェクター内蔵だ。「モニターやプリンターがなくても、撮ったその場でみんなで楽しめる」とニコンイメージングジャパン広報宣伝課の萩原寛人さん。

 3年ほど前に『欲しいカメラ』の社内アンケートで挙がったが、当時はカメラに収まるほど小型で、映写に十分なパワーの光源は存在しなかった。高性能のLED(発光ダイオード)が開発され、昨年10月に実現した製品という。

 部屋が十分暗ければ、壁と2メートル離して40型モニターの大きさで映写できるという。気になるのは電池の持ちだが、「フル充電で連続1時間程度映写できる」(萩原さん)。

 ◆カメラマン不要

 カメラを丸い台に載せると、台がひとりでに回り始め、周囲の人をパチリ、パチリ…。ソニー「サイバーショット」シリーズの別売品「インテリジェントパンチルター」は、対応カメラを載せると人の顔を探し、動きや人数、大きさなどから構図を決め、さまざまなタイミングで自動的にシャッターを切っていく。

 昨年9月に世界で初めて発売、予想を上回る売れ行きという。「パーティーにはもちろん、子育て中の家庭にもぜひ。これまで父親はカメラマンになってしまい、あまり写らなかったが、これで家族そろった写真がたくさん残せる」と、ソニーマーケティング・パーソナルイメージングMK課の麥(むぎ)谷(たに)周一さん。

 一方、人間の顔を自動認識してピントを合わせる技術を動物に応用したのが、富士フイルム「ファインピックスZ700EXR」など。犬猫の顔(正面のみ)にピントを合わせる「ペット自動検出」で、犬猫がこちらを向くと自動でシャッターが切れる機能も。「飼われている種類の猫の7割、犬の8割ほどはOK」と、同社コンシューマー営業本部の岡田昌幸さん。

 ◆魚拓も取っちゃう

 ペンタックス「オプティオW90」の、釣った魚を撮影し魚拓を取ったような画像に仕上げる「魚拓フィルター」もユニークだ。

 “一芸デジカメ”時代のコンパクトカメラ選びについて、カメラ情報誌『キャパ』元副編集長で写真家の馬場信幸さんは「新しい機能は目を引く。ただ、カメラ背面のモニターで拡大再生しやすいかなどの操作性や、撮影画像の隅までゆがみがないかは、基本的なことでもカタログでは分かりにくい。店頭で実物を手に取り、よく確認を」とアドバイスする。

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 ■出荷は前年割れ

 カメラ映像機器工業会(CIPA)の調査によると、昨年1年間のコンパクトデジカメの総出荷台数(海外向け含む)は前年比12・8%減の約9600万台だった。

 ただ、終盤は出荷が上向いたといい、その要因として同会の根上拓・調査統計作業部会長は「ハイビジョンなどの動画撮影機能や高感度撮影、カメラ本体のカラーバリエーションなどの魅力を持った製品が登場し、買い増しや買い替えの需要を刺激した」と分析する。今年は前年比3%増の9890万台を見込む。

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 「密約」問題をめぐる衆院外務委員会の19日の参考人質疑で、沖縄返還に絡み当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領による秘密の合意議事録の存在が確認された沖縄への核再配備を、外務省の有識者委員会が「密約とは言えない」と結論付けたことに対し、元毎日新聞記者の西山太吉氏と東郷和彦元外務省条約局長が異論を唱えた。
 西山氏は、報告書の判断を「誤認だ」と批判。「米国はトップによる実名の合意を前提に対日政策を立案し、進めてくる」と強調した。東郷氏も合意議事録について「常識的な意味で言えば約束で、かつ国民に伏せられていた」と述べ、密約だったとの見方を示した。 

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公務執行妨害で米兵逮捕=もう1人も酒気帯びで−沖縄県警(時事通信)

 職務質問をした警察官に体当たりしたとして、沖縄県警那覇署は14日、在沖縄米海兵隊上等兵、クリストファー・マイケル・ブルックス容疑者(24)を公務執行妨害容疑で、一緒にいたジャマル・マキース・ゲイリー容疑者(23)も道交法違反(酒気帯び運転)容疑でそれぞれ現行犯逮捕した。
 逮捕容疑によると、ブルックス容疑者は、赤信号を車で無視したゲイリー容疑者に職務質問しようとした男性警察官に体当たりした疑い。ゲイリー容疑者は14日午前0時55分ごろ、酒を飲んだ状態で、那覇市の「国際通り」を車で運転した疑い。呼気検査の結果、基準値の約5倍のアルコールが検出されたという。警察官は顔に打撲を負った。 

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【近ごろ都に流行るもの】おしゃれエプロン 女子力アップ(産経新聞)

 所帯じみていたエプロンがスゴイことになっている。ハートにヒョウ柄、ケーキ柄、レトロなテントウ虫柄などなど…。コスプレか!? と驚くほど華やかなデザインが出回り、にわかに「ファッション」としての注目が集まる。

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 通りすがりの観光客が「かわいい〜」と声をあげた。横浜中華街・関帝廟前にチャイナの空気を一変させる店があった。インポートエプロン専門店「アモリコ」。

 アメリカの人気ドラマ「デスパレートな妻たち」で評判になったエプロンブランド「ジェシースティール」など6ブランドのエプロンを輸入販売している。女らしいフリル使い、スッキリ細身に見える布の切り替えなど、ドレス感覚のエプロンが百花繚乱(りょうらん)だ。春夏の新作が入荷したばかりという。

 「みなさん一度に10枚くらい試着されますね。洋服だと派手すぎるデザインもエプロンなら、やりすぎくらいでちょうどいい。華やかなものを身につけると地味には戻れないようで、リピートが多い。気分や用途で選んで」とは店長の彌野(やの)亜希子さん(34)。

 価格は5千円前後が中心。従来のエプロン相場より高めだが服よりは手ごろ、かつ大胆な装いが楽しめるとあって、購買意欲がくすぐられる。「一気に買っていかれる常連さんも。コレクションアイテム化していますね」。コーディネートする水仕事用のゴム手袋もパーティー用と見まがうような、ファーやビジューがゴージャス!

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 妻が店長、夫が社長。結婚5年の夫婦が商う「アモリコ」。それぞれ日本での仕事を辞め、2人で世界各地を放浪。ニュージーランドへの移住の夢かなわず帰国した3年前、ネット通販で細々始めたのがエプロンの輸入販売だった。

 「きっかけはアメリカのドラマ。おしゃれなエプロンを日本でも広めたいと思った」と亜希子さん。ネットで支持を広げ1年後には実店舗をオープン。当初月100枚弱だった売り上げ枚数が、現在月約2千枚と20倍以上に伸びている。バイヤーの目にもとまり、丸井など大型店から卸の引き合いも増加。実績が認められ、昨年9月にはアメリカドラマ「アグリーベティ」でエプロンが使われた「キッチングラム」など2社と日本総代理店契約を結んだ。「日本でのエプロン人気に目をつけた米国メーカーから、最近は逆に売り込みが来ている状況。さらに扱いブランドを増やしていきたい」とは夫の龍太郎さん(33)。

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 不況を背景にした巣ごもり志向を追い風にブレーク中の部屋着ブランド「ジェラートピケ」でも昨秋、エプロン(3360円)が登場した。「家事をする人しない人で反応が分かれる商品ですが、実家暮らしの人でも『かわいいエプロン』が家事デビューのきっかけになっている。男性からも『エプロン持ってないってどうなの』という声もありますしね」とは、展開するマッシュスタイルラボ(東京都港区)広報の豊山陽子さん。

 アモリコの取材中にも「彼女に贈りたい」という男性が買いにきた。エプロンは単なる作業着と思っていたが、男ウケもするし、家事などのヤル気を上げる実利性の高いファッションであった。ホームパーティーや料理教室、ボランティア活動など人目に触れる機会も意外にある。ステキなエプロンを手に入れれば女子力アップは確実!?(重松明子)

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JAYWALKの中村容疑者、過去に銃刀法違反も(産経新聞)

 乗用車内で覚醒(かくせい)剤を所持していたとして、警視庁麻布署は9日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、ロックバンド「JAYWALK」のボーカル、中村耕一容疑者(59)=東京都練馬区=を逮捕した。同署によると、中村容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は同日午前2時20分ごろ、港区西麻布の路上に止めた乗用車内で、微量の覚醒剤を所持していたとしている。

 同署によると、付近を警戒中の警察官が不審な乗用車を発見し、中にいた中村容疑者に職務質問したところ、車内から覚醒剤が見つかった。覚醒剤は2袋に分けられており、同乗者はいなかったという。

 中村容疑者は19年にも、乗用車内でアーミーナイフを所持していたとして、警視庁に銃刀法違反容疑で書類送検されている。

 JAYWALKは昭和56年にデビュー。平成3年に発売した「何も言えなくて…夏」がヒットし、NHKの紅白歌合戦にも出場している。

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<東京大学>トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で(毎日新聞)

 東京大学は5日、大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)の博士論文に他人の論文からの悪質な盗用などの不正が見つかったとして、03年に授与した工学博士の学位を取り消したと発表した。論文不正で博士の学位が取り消されたのは東大で初めて。

 東大によると、学位を申請した宇宙での長期滞在施設に関する論文全376ページのうち約4割の149ページで他人の論文からの盗用が見つかった。他人の論文の主語を自分に書き換えるなどした悪質な盗用やその疑いがある個所は計21カ所あった。セルカン助教は盗用した事実を認めているという。

 セルカン助教はトルコ国籍。東大博士課程、宇宙航空研究開発機構研究員を経て、05年に東大大学院建築学専攻助手(現助教)になった。自身の著書やブログで「米航空宇宙局(NASA)で訓練したトルコ人初の宇宙飛行士候補」と称して講演や執筆活動を続けていた。昨年秋に経歴を疑問視する声や論文不正の指摘が東大に寄せられ、調査委が設置されていた。

 東大の佐藤慎一副学長は「極めて遺憾である。二度とこのようなことがないよう、全学をあげて取り組んでまいりたい」とのコメントを発表した。

 東大の決定を受け、中央公論新社は5日、セルカン氏の著書「ポケットの中の宇宙」(中公新書ラクレ)を絶版にしたと発表した。【江口一】

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「隠し撮り」アカデミー賞映画ベースに 「反イルカ漁」テレビ番組も決定?(J-CASTニュース)

 日本のイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画が第82回米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した。隠し撮りなどの手法が議論を呼んだ映画なだけに、古式捕鯨発祥の地で、映画の舞台となった和歌山県太地町(たいじちょう)が猛反発するのは当然としても、海外メディアは総じて、意外に冷静な反応だ。だが、中には「映画をベースにしたテレビ番組の放送が決まった」との報道もあり、今後「反イルカ漁派」が勢いづく可能性もある。

 受賞したのは、米映画「ザ・コーブ」(入り江、ルイ・シホヨス監督)。映画では、1960年代のテレビドラマ「わんぱくフリッパー」にイルカの調教師として出演し、後に環境保護活動家に転向した俳優のリック・オバリー氏が「案内役」として登場。

■現地米メディアの報道も冷淡なものが目立つ

 イルカが赤い血をあげる様子や、隠し撮りに対して地元住民が憤って「妨害」する様子などが収録されている。映画は2009年夏に米国などで上映され話題を呼んだほか、国内でも09年10月の「東京国際映画祭」でも上映された。

 今回の受賞をめぐっては、太地町の三軒一高町長が「映画は科学的根拠に基づかない虚偽の事項を事実であるかのように表現しており、遺憾に思う」とコメントしたほか、赤松広隆農相も、「誤解に基づく点が多く『日本人は野蛮だ』というメッセージになっている。残念だ」と映画を批判した。

ネット上でも反発は多い。例えばライブドアのポータルサイトが行っている「『反イルカ漁でアカデミー賞』納得できる?」というアンケートでは、実に88.9%が「納得できない」と回答している。 一方、現地米メディアの報道では、冷淡なものが目立つ。例えばウォール・ストリート・ジャーナル紙では、3月9日、

  「オスカーが『ザ・コーブ』日本公開への道を開いた」

と題して、太地町が国内配給元に抗議をしており、その結果、国内では太地町関係者に「ぼかし」を入れたり「おことわり」の字幕を入れるなどした上で公開されることになった経緯を紹介。日本国内の様子については

  「日本人は(ノミネートを)知らなかったので、日本では受賞は驚きをもって迎えられた」

などと簡単に論評した。

■動物関連の番組「アニマル・プラネット」で放映

 AP通信も3月8日、「イルカ漁の町は、オスカー受賞作を軽くあしらっている」題して、太地町発の記事を配信。

  「多くの太地町住民は、もはや外国からの(顔や名前を出しての)『オンレコ』の取材に応じることはない。ここ数年、一方的な見方で記事を書かれたり、文脈から外れた形で、残酷な写真が掲載されていると感じているからだ」

と、地域住民が海外メディアによる取材に辟易としている様子を率直に報じている。

 だが、「騒ぎがこのまま終息する」ということでもなさそうだ。この映画をベースにしたテレビ番組の放送が決まったというのだ。

 米ロサンゼルス・タイムズが同日、「特ダネ」(Exclusive)として報じたところによると、「ザ・コーブ」をベースにし、日本でのイルカの取引について取り上げたテレビシリーズ「イルカ戦士」(Dolphin Warriors、仮題)の放送が決まったのだという。制作は、前出のリック・オバリー氏の息子、リンカーン・オバリー氏が担当し、すでに2話分は完成しているという。動物関連の番組を放送するチャンネル「アニマル・プラネット」で放送され、同局の社長はLAタイムズに対して、「作品のメッセージは、局にとって最適」などと歓迎している。同局では、米国内向けに「ザ・コーブ」を10年夏に放送する予定で、「イルカ戦士」は秋にも放送の予定だという。


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 フライト便は、午前9時半出発の熊本行き1803便(ボーイング767−300型)。まだ女性機長がいないため、機長と整備責任者は男性が担当したが、副操縦士や貨物の搭載、出発前の機体整備などは女性20人が手がけた。

 搭乗口には、桃の造花が飾られ、女性スタッフが横断幕を持って整列。副操縦士の立川円さん(32)が「いろいろな報道があるが安全と快適に注意し、一便一便運航していきたい」とあいさつ。乗客約150人に手書きのメッセージカードやひなあられをプレゼントした。

 全日空も同日、同様に「ひなまつりフライト」の航空便を羽田空港から運航した。【平井桂月】

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